ダージリン、ウバと並び、世界三大紅茶の一つです。中国茶の中でも紅色が多い紅茶は茶葉を完全に醗酵させたものです。キームン紅茶は4月~5月に手摘みされた新茶(春茶)は全十七の製茶工程を経て、毎年8月に出荷されます。非常に多くの時間と手間をかけて、丁寧に作られることから「工夫紅茶」と呼ばれています。 私も一時期はまって飲んでいましたが、日本人にとってはどこか懐かしさを感じる不思議な味かもしれません。欧米の方にとっては独特な味と香りがオリエンタルでエキゾチックに感じるのかも。手作り中心で手間がかかり、コストが最も高い紅茶ですが英国王室では毎年、女王の誕生日にこのキームンで祝う習慣があります。1985年祁門紅茶代表団がロンドンを訪問した際、当地で熱烈な歓迎を受け「祁門紅茶の中に我々は春の日の芳しい香りを見つけた」と、絶賛を浴びました。高質のキームン紅茶は、中国では似蜜糖香(蜜に似た甘い香りがあり) 蘊蔵有蘭花香(内に蘭の香りを潜ませる)と、言われています。正統キーマンは、やわらかな味と香りが特徴です。 (高質のキームンは決して煙臭くありません)
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